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Month: April 2018

PWA

PWAとは PWA = Progressive Web Apps モバイル端末のブラウザで、アプリを使うようなUXを提供するための技術。 これまでネイティブアプリでしか実装できなかった、プッシュ通知、端末の情報センサーを利用する、端末の支払い機能を利用する、などが可能になる。 敷居の高いアプリ公開・審査などが不要になるので、工数を掛けずユーザーのエンゲージメントや利用満足度を高める事が狙い(だと思う) PWA参考・活用事例 https://pwa.rocks/ 海外では緩やかに増加傾向。しかしまだ実用的とは言い難い。 現状、Androidでの実装が積極的に進められている。 主に以下の実装が可能。 データの保存 Bluetoothアクセス 音声認識 バックグランドでの稼働 プッシュ通知 Web App Bannerの表示(ユーザーにPWAのインストールを促す) Splash Screenの設置   iOSでも11.3でPWAが強化された。 ただしプッシュ通知ができないなど、実装は限定的。 テスト的な実装となりそう。 iOSで現状可能な事は、 ・geolocation ・ジャイロなどのセンサー関連情報の取得 ・音声出力 ・音声合成 ・Apple Pay ・Payment Request APIの利用 – Service workerとは リッチなオフライン体験、定期的なバックグラウンド同期、プッシュ通知など、これまでネイティブアプリを必要としていた機能が Web にもやってきます。Service Worker はそれらの機能を提供する基盤技術 https://developers.google.com/web/fundamentals/primers/service-workers/?hl=ja デモサイト:https://simple-push-demo.appspot.com/ 今後の考察 iOSは基本的にクローズドにすることにより安全性や品質を保っている印象。 そのためAndroid並にPWA機能を許可することはないかもしれない。 とはいえプッシュ通知のためにアプリを作るなどの事例もあるので、このあたりの許可はするかもしれない(アプリの品質維持という意味で)